相談事例

地域 | 一宮相続遺言相談センター - Part 19

一宮の方より相続税申告に関するお問い合わせ

2022年01月07日

Q:相続税申告は個人が申告するのと税理士が行うのでは納税額が異なる場合があると聞いたことがありますが本当でしょうか(一宮)

 はじめて問い合わせさせていただきます。私は一宮に在住する50代の女性です。先日同居していた義理の母が亡くなり相続が開始しました。義理の母ではありますが、夫の死後一緒に暮らしていくにあたり彼女の養子になったため私も相続人になります。義理の父が一宮で会社を経営していたこともあり、すべての財産を引き継いでいた義理の母は多くの遺産をのこしてくれました。相続税申告が必須なことは分かっているのですが、相続人である私ももうひとりの相続人である息子も税務に関する知識がありません。倹約家な息子は自分でできるといってきかないのですが、働き盛りの彼が相続税申告のために時間をつくるのは現実的ではないでしょう。私は税理士に依頼したいと考えているのですがどうにも息子を説得できません。

先日友人と話をしていたところ、税理士に相談したら自分の概算よりも納税額が少なくなったと聞き驚きました。申告書の作成者によって納税額が異なるものなのでしょうか?プロに依頼したほうがよいと息子を説得する材料になるので教えていただけると嬉しいです(一宮)

 

A:相続税申告において税理士に依頼する最大の利点は適正な額の納税ができることです。

お問い合わせいただきありがとうございます。まず始めにお伝えさせていただきたいことは、相続税申告は相続人ごとに行えるため、必ずしも共同で申告書を提出しなければいけないわけではありません。ご相談者様の申告分だけ税理士が作成するというのももちろん可能ですが、ご相談内容よりご子息と足並みを揃えて申告を行いたいというのがご希望かと思われますので、そちらで話を進めさせていただきます。

ご友人様がおっしゃった「税理士に依頼すれば納税額が少なくなる」というのは少々語弊があり、「税理士に依頼すれば適正額で納税できる」が適切でしょう。最終的に納税しなければならない額は変わりません。しかし税理士に計算をお願いしたら納税額少なくなったように感じたのは知識のないものが相続税の計算をするとたいていの場合、適正額より高くなってしまうが原因です。というのも相続税にはさまざまな特例や控除がありそれらを適用することで相続財産の評価額や最終的な納税額を下げることができます。しかし要件が複雑なものもあり、全ての相続において対象になるわけではないため、経験や知識がないと計算に取り入れることができません。残念ながら適正額よりも多い額を納税したとしても税務署が計算し直して還付してくれるわけではないため、納めすぎたとしても気付かないままとなってしまいます。

税理士といっても得意分野は異なるため、依頼する際には相続税申告の経験豊富な事務所を選びましょう。一宮相続遺言相談センターでは相続税申告に特化した税理士事務所が一宮のお客様の相続税申告をサポートいたします。初回無料相談を行っておりますのでぜひお気軽にご利用ください。

江南の方より相続税についてのご相談

2022年01月07日

Q:相続税申告後、把握していなかった財産が発見されたのですがどうすれば良いのでしょうか。税理士の先生にご相談したくご連絡いたしました。(江南)

初めまして。相続税申告について困ったことが起こったためご連絡いたしました。私は江南に住む70代の男性です。1年前に妻が亡くなり、ぎりぎりでありましたが相続税申告を終えたところです。妻は資産家の娘だったため生前江南近辺にある賃貸物件を複数所有していましたが、70代になり管理ができないとすべて売却していたので、主な財産は預貯金と現金のみでした。そのため私自身で相続税申告ができると判断して、無事に申告書の提出をしたのが2カ月前の話です。

しかし先月、義理の妹と話をしていたら妻が軽井沢の別荘を所有していたのではないかという疑惑が持ち上がりました。どうやら私と結婚する前に、理想的な物件を見つけ購入した過去があるというのです。あせって妻の荷物を整理したところ固定資産税の納税通知書が発見され、軽井沢に物件を所有していることがわかりました。

今回のように相続税申告した後に財産が見つかった場合、どうすればよいのでしょうか。対応方法について教えてください(江南)

 

A:相続税申告後に新たな財産が見つかった場合、修正申告を行い、不足分を納税します。

 相続税申告後にその申告について誤りがあるとわかったら、修正申告もしくは更正の請求を行います。修正申告は申告した内容に誤りがあったり、相続財産の記載に不足があったりしたことを理由として納税額が少なかった場合の申告方法です。修正申告をせずにそのままにしておくと税務署の指摘により多額の追徴課税を課せられる恐れもあるため、気付いた時点で速やかに行うことをおすすめします。

一方、更正の請求は適正額以上の税金を納めてしまった場合に還付してもらうための手続きです。多く納めてしまったことについては罰則にあたるわけではないため、修正申告ほど焦る必要はありませんが、法定申告期限から5年以内に行わないと権利が消失してしまうので気をつけましょう。

ご相談者様はご自身で申告をされたとのことですが、相続税にはさまざまな特例や控除があるため、専門家が申告内容を確認すると適正額以上を払い過ぎているというケースもあります。追加の財産もありますので、一度申告した内容をご相談ください。修正申告の件も含め今後の対応についてご提案させていただきます。

 一宮相続遺言相談センターは江南エリアの皆様にむけ無料相談会を実施しております。相続税に関するお悩みについて専門家がアドバイスを行いますのでぜひご活用ください。江南の皆様からのお問い合わせをお待ちしています。

稲沢の方より相続税についてのご相談

2021年12月01日

Q:初めて相続税申告の手続きをするのですが、相続税について税理士の先生に詳しく教えていただきたく思います。(稲沢)

税理士の先生、お世話になります。
先日、稲沢の実家で1人暮らしをしていた父が亡くなり、相続が発生しました。
母はずいぶん前に亡くなっているのですが、そのときは父親が相続手続きをし、結果的に相続税申告の対象にはならなかったと記憶しています。
今回の父の相続手続きは4人兄弟の長男である私がしているのですが、相続税申告をするのは初めてです。

相続税申告の対象になりそうな財産といえば、現在把握しているのは稲沢の実家のほか、父が稲沢市外に持っていた複数の不動産、あとは預貯金です。
稲沢の実家の片付けが終わっていないので、もしかしたら他にも相続税申告の必要な財産が見つかるかもしれません。

なにぶん初めての相続税申告なので、自分なりに調べながら相続税申告の手続きをしようと思ったのですが、一人では手に負えなくなっています。
相続税申告には期限があるということは知っているのですが、無事手続きを終えられるか不安でなりません。

私は稲沢の近くに住んでいるのですが、下の兄弟たちは稲沢から離れたところで長く暮らしているので、手を借りながら相続税申告の手続きをするにも難しい状況です。
そもそも相続財産の調査も終わっていない中で、父の相続財産が相続税申告の対象になりえるのかもわかっていません。
一度、相続税申告までの流れについて詳しく教えていただけませんでしょうか?(稲沢)

A:まずは、相続税の申告が必要がどうかを判断する必要があります。

相続税申告は、相続財産の総額と基礎控除額によって、相続税の申告・納税が必要になるケースと不要なケースがあります。
相続税の申告が必要かどうかを判断するためには、相続人が誰なのかを調査し、課税対象の財産とその金額を正確に把握しなければなりません。

相続税に関する具体的な手続きの流れは以下になります。

  1. 相続人の調査:被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本や相続人全員の戸籍謄本を収集し、公的に相続関係を証明します。
  2. 相続財産の調査:相続の対象となりうる被相続人の財産について、見落としやミスがないよう正確に調査します。
  3. 遺産分割協議:相続人全員で、誰がどの財産を相続するかについて話し合いを行います。
  4. 相続税申告:相続財産の総額が基礎控除の金額を超えた場合には、相続税の申告・納税が必要です。
  5. 相続財産の名義変更:不動産や預貯金等の名義変更の手続きを行います。

なお、相続税申告にあたっては、課税対象の財産と非課税の財産があります。下記に代表的な例を挙げましたので、ご参照ください。

【課税対象の相続財産】

  • 土地・家屋
  • 有価証券・現金・貸付金・未収金
  • 貴金属・骨董品
  • みなし相続財産(生命保険金・死亡退職金)
  • 相続・遺贈により財産を取得した者が相続開始までの3年以内に受けた贈与財産

など

【非課税の相続財産】

  • 祭祀財産(お墓・仏壇・仏具等)
  • 国や特定の公益法人に寄附した財産
  • 心身障害者共済制度に基づく給付金を受ける権利
  • 生命保険金の非課税枠(相続人が受け取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで)
  • 死亡退職金の非課税枠(相続人が受け取った死亡退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで)

など

相続税の申告をするうえでは、課税対象となる相続財産がいくらあるのかを正確に把握する必要があります。
特に、不動産評価額の査定には非常に細やかな知識が求められるため、ご相談者様のように相続財産として複数の土地が挙がるケースでは、正しい相続財産の総額を自分だけで判断するすることは非常に困難です。
相続税申告の手続きの中で、どのくらい価値があるのかわからない財産がある、課税対象となるのか判断に迷うといった場合には、一度相続税に詳しい専門家にご相談されることをおすすめいたします。

一宮相続遺言相談センターでは、稲沢や稲沢周辺にお住まいの皆様からの相続税申告に関するご相談を承っております。
一宮相続遺言相談センターには相続税申告に関する知識や経験の豊富な税理士が在籍しておりますので、まずは初回の無料相談から稲沢の皆様のお話をお聞かせください。
皆様それぞれのお悩みに合わせて、スタッフ一同真摯にサポートさせていただきます。

稲沢にお住まいの方からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。

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