相談事例

一宮の方より相続税に関するご相談

2025年10月02日

Q:相続税申告は税理士に依頼しないといけないのでしょうか?(一宮)

一宮の父が81歳で亡くなって2か月程たちます。憔悴した母を励ます日々でしたが、相続手続きをしなければならないので焦り始めています。相続人は母と私と妹の3人だと思います。まじめで倹約家な妹が、相続手続きについて調べてくれたところによると、父の遺産には自宅や空き地があるため相続税申告が必要になるのではないかということです。また、相続税申告には申告期限があるから急いで作業を進めないと罰則があるとも話していました。父は特に遺言書などを作成していなかったので、遺産の分割方法についても話し合わなければなりませんし、やることが多すぎて何から手をつけたらいいか分かりません。専門家に頼ることも考えましたが、なんせ妹が倹約家であることから「自分たちでできることはやろう」というスタンスで困っています。自宅や不動産の値段なんてどうやって出すかもわからないのに、相続税申告なんて私たち素人がやれるものでしょうか?

だいたい相続税申告は税理士に頼むものだと思っていたのですが、税理士への依頼は義務ではないんですか?また、義務ではないとしても私たちだけで出来るものなのでしょうか?税理士の先生、教えてください。(一宮)

A:相続税申告は義務ではありませんが、過少申告したり期限を過ぎるとペナルティが発生します。

相続税申告手続きを税理士に頼まなければならないという決まりはありませんので、相続人ご自身で申告納税まで行う事は可能です。しかしながら、相続税申告手続きは複雑で高度な作業ですので膨大な時間と手間が掛かります。それにもかかわらず、相続税申告には決められた期限が設けられているため、作業には正確さだけでなくスピードも求められます。

相続税申告は、控除や特例などを適正箇所で活用することで賢く税金を抑えることが可能です。この適正箇所というのは相続税申告のプロである税理士が多くの経験とノウハウで判断するものなので、税理士に依頼したほうが結果として安心かもしれません。
また、計算を間違えて過少申告をしたり、期日ギリギリに申告してから間違いに気づいて訂正したりしていると期限に間に合わなくなってしまいます。そうすると、本税の他に過少申告加算税や延滞税などのペナルティが課せられる恐れがあります。

さらに、ご相談者様のお父さまは遺言書を遺されていなかったとのことですので、遺産分割協議を行わなければなりませんが、この遺産分割協議には多くの手間や時間を要する可能性が高いので注意が必要です。
不動産の評価方法はさらに複雑となるため、まずは相続税を専門とする税理士のご相談だけでもされてみてはいかがでしょうか。

相続税申告は正確かつ迅速に行う必要がありますので、相続が発生した際は相続税申告を得意とする一宮相続遺言相談センターの税理士にお任せください。一宮をはじめ、多数の地域の皆様から相続税申告に関するご依頼を承っている一宮相続遺言相談センターの専門家が、一宮の皆様の相続税申告がよりよいものになるよう、手続き完了までしっかりとサポートをさせていただきます。初回のご相談は無料でお伺いしておりますので、一宮の皆様、ならびに一宮で相続税申告ができる事務所をお探しの皆様におかれましてはお気軽にご連絡ください。

初回の無料相談実施中!

  • 事務所へのアクセス
  • 事務所案内

相談事例Q&A

ご相談事例Q&A形式でご紹介いたします

  • Q&A一覧
  • テーマ別
  • 地域別