一宮の方より相続税に関するご相談
2025年09月02日
実家が相続税の対象になるかもしれません。評価方法がよく分からず不安です。税理士の先生教えてください。(一宮)
一宮で一人暮らしをしていた父が先日亡くなりました。相続人は母と私の2人です。父の財産には、一宮にある実家の一戸建てと、預貯金が約4,000万円ほどあります。
私も母も、これまで不動産や税金についてほとんど知識がなかったため、実家の評価額によっては相続税申告が必要になると聞いて、とても不安です。申告には期限もあると聞き、何から手を付ければいいのか迷っています。
特に土地や建物の評価方法はどのように計算すればよいのかが分からず、専門家に相談したいと考えています。
初めてのことで戸惑っている私に、分かりやすく教えていただけますか。(一宮)
相続税では、建物は固定資産税評価額、土地は路線価方式または倍率方式で評価されます。
相続税申告では、ご自宅などの不動産の評価が必要です。
預貯金のように額面そのままで評価できる資産とは異なり、不動産の評価は法律で定められた方法で算出する必要があります。
不動産は土地と建物を分けて評価するのが基本です。
建物の評価
建物は固定資産税評価額で評価します。評価額は毎年5月ごろに送付される固定資産税納税通知書で確認できます。「価格」と記載されている数字が固定資産税評価額です。課税標準額とは異なるので注意してください。
土地の評価
土地は国税庁が定める路線価を使って評価します。路線価は土地の標準的な価格を示しており、国税庁のホームページで確認可能です。評価額は土地の形状や面積、周辺環境などを考慮して調整できるため、納税額を減らすことも可能です。
路線価が設定されていない地域では「倍率方式」を用います。倍率方式は、地域ごとに定められた倍率を固定資産税評価額に掛けて計算します。どちらの方法も正確な算出には専門知識が必要なため、相続税申告が必要な場合は税理士に相談することをおすすめします。
一宮相続遺言相談センターでは、一宮の皆様の相続税申告を丁寧にサポートしています。初めての相続で不安を抱えている方も、無料相談で財産の状況をお聞かせいただければ、専門家が分かりやすくアドバイスいたします。一宮および近隣にお住まいの方のご相談をお待ちしています。