相談事例

一宮の方より相続税申告に関するご相談

2022年09月01日

Q:相続税申告が必要なようですが、何をしたらよいのかわからないので、税理士の先生に相談したいです。(一宮)

3か月前に一宮の実家にて一人暮らしをしていた父が亡くなりました。相続人は私と兄、妹の3人です。父は細々と生活していたので、亡くなった後に通帳を確認して兄弟3人で驚きました。どうやらリタイア後は退職金を元手にまめに投資を行い、それなりの財産を蓄えていたようなのです。相続税申告なんて縁がないものだと思っていましたが、遺産総額を考えると行わざるえないようです。

私たち兄弟は税務に関する知識が全くなく、本を買って読んでみたものの専門用語も多くてよくわかりません。一宮に住む私が主導で行うことになりましたが、このままでは期限内に申告書を作成できないと正直焦っています。まずはどのような手続きが必要かを知り、税理士の先生に相談するのが一番だと兄妹からも助言をうけました。

何からはじめたらよいのかもわからないので、相続税申告について一から教えていただけないでしょうか(一宮)

A:相続税申告を行うために、まずは相続手続きを進めましょう。

一宮相続遺言相談センターにお問い合わせいただきありがとうございます。

相続税申告は専門家でない限り人生でも多くても1,2回程度しか行わない手続きです。ほとんどの方にとって初めて行う手続きのうえ、相続税申告の期限も定められているため、「何から始めてよいのかわからない」と多くの方がご相談にいらっしゃいます。

相続税申告を行うにあたって、まずは流れから確認していきましょう。

  • 相続人の調査…相続人が誰であるかを確認するための調査です。客観的に証明するために戸籍謄本を取り寄せます。
  • 相続財産の調査…相続税申告では被相続人の遺産内容を漏れなく申告しなくてはいけません。そのため、相続財産の内容や金額などを調査し、証明となる書類を集めます。
  • 遺産分割協議…相続税申告を行うためには、前提として相続人の誰がどの財産を引き継ぐのかが決定している必要があります。その話し合いのことを遺産分割協議といい、相続人全員で遺産分割の内容を合意します。
  • 相続税申告…遺産分割協議がまとまったら、それぞれが納めるべき相続税額を計算し、期限内に申告納税を行います。
  • 相続財産の名義変更…被相続人の名義である不動産や預貯金などを、相続人の名義に変更します。

上記が相続税申告までに行うべき手続きの流れです。全ての過程を行うには約6カ月程度の時間を要します。もちろん個人でも行うことはできますが、相続税にはさまざまな特例や控除が設定されているため、それらを適用し、適切な額を納めるには税理士に相談した方がよいでしょう。万が一、多く納税してしまったとしても、ご自身で還付のための請求(更正の請求といいます)をしない限り、納めすぎた税金は戻ってきません。

一宮相続遺言相談センターでは初回無料相談を行っておりますので、ぜひ一度ご相談にお越しください。

 

一宮にお住まいの皆様、相続税申告でお困りの際には、相続税の専門家である税理士が在籍する一宮相続遺言相談センターまでご相談ください。一宮の皆様それぞれのご状況を伺ったうえで、適切な進め方をご提案いたします。一宮近郊にお住まいの方で、相続税申告の期限間近な方もお気軽にご相談ください。

一宮の方より相続税についてのご相談

2022年09月01日

Q:相続税申告の際に申告が必要な財産の内容について,税理士の先生にお伺いできないでしょうか(一宮)

はじめて問い合わせをします。私は一宮に住む50代の主婦です。2か月前になくなった父の相続税申告について税理士の先生に相談したく、お問い合わせいたしました。

私が生まれ育った実家はそれなりに裕福な家庭で、私の父は祖父から一宮にあるマンションや駐車場など複数の財産を相続していました。その父が亡くなり、今度は私たち親族が父の遺産を引き継ぐことになりました。相続人は私、2人の弟、母のほか、父が養子にしていた私の息子の4人です。

父の遺産総額を考えると相続税申告は必須なのですが、なにぶん遺産の種類も多く、それぞれの兄弟が生前に贈与も受けていたり母が死亡保険金を受け取っていたりと複雑で、どの財産を申告してよいのか分からなくなっています。最終的に相続税申告は税理士の先生にお願いしたいと思っていますが、遺品を整理するにあたり、申告対象の財産を理解して行った方が良いので、教えていただけませんでしょうか(一宮)

A:相続税には課税対象の財産と非課税の財産があるので、確認してみてください。

基本的に、相続や遺贈により取得する財産のうち金銭に見積もれる経済的価値のあるものについては、課税対象の財産としてお考えください。例えば以下の財産です。

【課税対象の相続財産】

・土地、家屋 、土地に有する権利

・有価証券(株、国債、投資信託など)

・預貯金

・家庭用財産

・乗り物

・構築物

・事業用、農業用財産

・みなし相続財産

・相続や遺贈により財産を取得した人が被相続人の死亡前3年以内に受けた贈与

・その他

 

上記のみなし相続財産とは民法上、相続や遺贈によって取得した財産ではないものの、相続税法上は相続財産として扱い、相続税の対象となる財産のことです。代表的なものとしては生命保険金や死亡退職金があげられます。両方とも被相続人の財産ではなかったものの、被相続人が亡くなったことを原因として発生した「財産」です。

相続税申告の際に気を付けていただきたいのが、亡くなる前3年以内に受けた贈与についても相続税の対象となる点です。たとえ110万円の基礎控除内だとしても、相続税の計算に含むことになるので注意しましょう。

対して、非課税となる相続財産は以下の通りです。

【非課税となる財産】

​・祭祀財産(墓地・仏壇・仏具等)

・生命保険金の一部(みなし相続財産だが、相続人が受け取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税となる)

・死亡退職金の一部(みなし相続財産だが、相続人が受け取った死亡退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税となる)

・国や地方公共団体、特定の公益法人に寄附した財産

・心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利

・公益を目的とする事業を行う個人等が相続や遺贈によって得た財産で、公益を目的とする事業に使われることが確実なもの

・その他

 

相続税申告の際には、相続財産の根拠となる資料を申告書と一緒に提出するため、財産の内容が多岐にわたるとその分財産調査に時間がかかります。早めにご相談にお越しいただき、余裕をもって準備を行うことをおすすめします。

 

一宮相続遺言相談センターでは一宮の皆様の相続税申告をサポートしています。一宮エリアに精通した税理士が、皆様の相続税申告がスムーズに行えるよう、お手伝いさせていただきます。初回については無料でご相談を対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。一宮の皆様のご来所を心からお待ちしております。

一宮の方より相続税に関するご相談

2022年08月18日

Q:父の遺品整理をしていたら現金が見つかった。相続税申告の対象になるのか税理士に聞きたい。(一宮)

先月、一宮の実家に住む父が亡くなったので、遺品整理をしていたらクローゼットの奥に紙袋があり、中にはいわゆる“タンス預金”が入っていました。かなりの金額がありそうなので、相続税申告の際に申告しなければいけないのかと不安になり税理士に問い合わせました。まだ財産調査は済んでいませんが、父の遺産には自宅と不動産が一つあったと思います。もしこのタンス預金が申告の対象となる場合、相続税の申告が必要になる可能性があります。(一宮)

A:保管場所がどこであろうと被相続人の財産は、全て相続税の課税対象です。

相続税の申告は“申告納税制度”といって、相続人ご自身で被相続人の遺産が相続税の対象かどうか確認を行ったうえで遺産の総額を計算し、申告納税しなければなりません。タンス預金など、手もとにある現金はどこに保管してあろうがすべて相続税の課税対象です。
なお、タンス預金をしている方に多いのですが、一か所に限らず様々な場所に分散して現金を保管している可能性があります。今後も引き続き注意して遺品整理を行って下さい。見つかった現金はすべて相続税の申告対象となりますので、集計しておきましょう。

なお、タンス預金は、銀行のように通帳があるわけではありませんので明確な金額を証明する必要はありません。相続人が遺品整理で見つけた現金のみ計算し申告すれば大丈夫です。

見つかった現金を申告せずに保管したままにすることは絶対にやめて下さい。タンス預金の存在を税務署に隠す行為はしてはいけません。税務署は被相続人の生前の所得金額を把握しており、銀行口座残高に不自然な動きがあった場合などは被相続人のみならず家族に対しても調査を行います。
税務署はそれぞれが契約している銀行や証券会社へ照会をかけ、残高証明や口座の出入金をチェックして金融資産を調べます。したがって被相続人のタンス預金を家族の預金口座に預け替えたとしても、調査によって明るみに出ることになり、調査結果次第では重加算税や延滞税など多額の税金が課税される恐れがあるため注意が必要です。

一宮相続遺言相談センターは、相続税申告の専門家として、一宮エリアの皆様をはじめ、一宮周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
一宮相続遺言相談センターでは、ご依頼いただいた皆様の相続税申告について、一宮の地域事情に詳しい税理士が親身になってサポートさせていただきます。まずは一宮相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。一宮相続遺言相談センターのスタッフ一同、一宮の皆様、ならびに一宮で相続税申告ができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

一宮の方より相続税に関するご相談

2022年08月02日

Q:税理士の先生に伺います。生前贈与された財産は相続税の計算上、どのような扱いになりますか?(一宮)

一宮の実家に住んでいた父が亡くなりました。相続人は私と母の2人です。相続税の課税価格の計算について税理士の先生に伺いたいのですが、私と私の子どもは父から年間110万以内の贈与を10年間うけていました。贈与税の申告・納付はしていません。生前の父から受け取っていた贈与分については相続税の課税価格の計算をする際、どのような扱いになるのでしょうか。何か申告は必要ですか?(一宮)

A:お父様(被相続人)が亡くなる3年前までの贈与分は相続税の課税価格に含めます。

今回の相続において、ご相談者様(相続人)とご相談者様のお子様が受けていた贈与分は以下のように扱われます。

相続が開始した日から3年前までの贈与分は相続税の課税価格に含めて計算し、申告します。尚、申告の対象となる人は下記となります。

  • 財産を取得した相続人
  • みなし相続財産(生命保険金など)を取得した人
  • 受遺者
  • 相続時精算課税制度の適用者

生前贈与を受けており、上記に当てはまる人がいる場合には被相続人が亡くなる3年前までの贈与分を相続税の計算に含めて計算します。

今回の相続でお父様がお亡くなりになられた3年前までのご相談者様が受け取った生前贈与分については相続税の計算に含めて計算します。ご相談者様のお子様が受け取っていた贈与分についてはみなし相続財産(生命保険など)の取得があるかどうかで扱いが変わってきますので確認が必要です。

尚、相続税の計算に含める必要がない贈与税の特例もある為、特例の適用の有無も確認しましょう。

このように相続税の課税価格の計算では対象になる人の判別や特例などの制度について理解した上で行う必要があります。相続税申告における知識がなくいい加減に申告して、申告するべき課税価格より少なく申告してしまうと、後々ペナルティをうけるといった事態になりかねませんので、注意しましょう。

被相続人から生前贈与をうけていたというように、相続税の課税価格の対象になるかご自身で判断がつかないという場合には、まずは相続税申告の専門家にご相談されることをお勧めいたします。一宮で相続税申告に関するご相談なら、一宮相続遺言相談センターにお気軽にお問い合わせください。当センターの実績豊富な税理士が一宮で相続税についてお困りの方を丁寧にサポートさせていただきます。初回は完全無料にてご相談をお伺いしておりますので、お気軽にお越ください。

一宮の方より相続税申告についてのご相談

2022年07月01日

Q:税理士事務所に相続税申告の相談に伺う前に、予備知識として自宅の評価方法を教えて下さい。(一宮)

入院中の父が亡くなりそうです。父の相続では相続税申告が必要になるかもしれないため、税理士事務所に伺う前に税理士の先生に聞いておきたいことがあります。相続人は母と私になるかと思います。父の相続財産は、一宮の実家(一戸建て)と、一宮郊外に土地があるようです。その土地に建物が建っているかどうかはまだ分かりません。加えて預貯金が2000万円程度あります。実家と一宮郊外の土地にどのくらいの値が付くのか見当もつかないため、相続税申告が必要かどうか、現段階では分かりません。そもそも不動産の評価方法はどうやっているんですか。相続税申告には期限があるようなので、先にある程度、相続税申告に関する知識を入れてから相続税申告の手続きに臨みたいと思っています。(一宮)

A:相続税申告は、豊富な知識と経験が最終的な減額へ繋がります。

不動産は預貯金のようにすぐに遺産分割をすることはできません。相続財産にご自宅などの不動産が含まれる場合は不動産を評価する必要があり、法律により定められた方法により評価をしていくことになります。相続税申告における建物の評価は、土地と建物に分けて評価を行うため、固定資産税評価額、土地の評価は路線価で評価したものが評価額となります。

土地の評価】土地の時価である路線価を用いて評価します。路線価は、国税庁のホームページで確認できます。路線価から計算された評価額をもとに、対象地の形状や面積、周辺の環境などを考慮することで評価額を下げることが可能となります。なお、路線価が定められていない地域もありますので、そのような土地には倍率方式という方法を用いて、地域によって異なる一定倍率をその土地の固定資産税評価額に乗じて計算します。

建物の評価】固定資産税評価額を用いて評価します。固定資産税評価額は、固定資産税納税通知書で確認できます。通知書の“価格”と記載されている数字が固定資産税評価額です。課税標準額ではありませんので注意してください。

路線価、倍率方式のどちらの場合でも、適切な評価算出のためには専門的な知識を要します。相続税額の算出は一筋縄ではいかない作業となるため、相続税申告の知識と豊富な経験を持った専門家に依頼することが、最終的な相続税額の負担軽減に繋がります。相続税申告申告が必要な場合は、相続税申告を専門とする税理士にご依頼ください。

一宮相続遺言相談センターは相続税申告の専門家として、一宮エリアの皆様をはじめ、一宮周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
一宮相続遺言相談センター
ではご依頼いただいた皆様の相続税申告について、一宮の地域事情に詳しい専門家が親身になってサポートさせていただきます。まずは一宮相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。一宮相続遺言相談センターのスタッフ一同、一宮の皆様、ならびに一宮で相続税申告ができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

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