2017年08月08日
Q:控除適用によって相続税がかからないのですが申告は必要ですか?(名古屋)
父の相続が発生し、財産の総額が相続税の基礎控除額を越えてしまいますが、配偶者控除や小規模宅地の特例が適用できることが分かったので、結果的に相続税はかからないのですが、申告は必要なのでしょうか。(名古屋)
A:申告しないと、控除をうけることが出来ません。
相続税の各種控除は相続税の申告をすることにより適用される控除です。ですから、相続税の基礎控除額を超える相続財産がある場合には、必ず申告が必要です。申告をした上で配偶者控除や小規模宅地の特例が適用されることとなります。
相続財産の総額が、基礎控除額を越えない場合には、相続税の申告は必要ありません。
相続税の申告についてお困りの方は、お気軽に一宮相続遺言相談センターの無料相談をご利用ください。
2017年08月08日
Q:相続放棄をした場合は、基礎控除の額も下がるのでしょうか?(名古屋)
父の相続が発生し、相続人は母と私と弟の3人になります。父が亡くなるまで、母と弟で面倒を見てくれていたので、私は相続放棄をして財産は2人で分配してもらおうと考えています。私が相続放棄をした場合には、相続税の基礎控除額の相続人の数に私は入らないのでしょうか。そうなると、1人の控除額分が下がってしまうのでしょうか。(名古屋)
A:相続放棄をしても、基礎控除額は変わりません。
相続税の基礎控除は相続放棄をした場合でも変わりません。基礎控除額は3,000万円+600万円×相続人の数で計算をしますが、相続放棄をした場合でも、相続人の数で計算をします。したがって、お父様の相続の基礎控除額は、3,000万円+600万×3人=4,800万円となります。相続税の申告が必要になる場合には、お気軽に一宮相続遺言相談センターへお立ち寄りください。初回のご相談は完全に無料で対応させていただきます。
2017年07月14日
Q:相続税の申告は、各相続人が行うのでしょうか?(一宮)
父の相続があり、相続人は私たち子供4人です。相続手続きにあたり相続人全員が揃うこともなかなか難しいので、相続税の申告は各相続人がそれぞれ申告するのでも問題ないのでしょうか(一宮)
A:基本的には、一つの申告書にまとめて申告します。
相続税の申告は、相続人全員の申告内容を一つの申告書にまとめて申告するのが一般的です。場合によっては、各相続人がそれぞれで申告をするケースもありますが、この場合には、それぞれの申告書に食い違いが発生しないよう十分注意が必要です。万が一それぞれの申告書に食い違いが発生してしまうと、税務署の調査が入ってしまう事もあります。ですから、各々で申告をする場合でも、申告内容についてはきちんと確認しておく必要があります。あくまでも、一つの申告書にまとめて申告することができないような事由がある場合であり、基本的には一つの申告書に全員分をまとめて申告するようにします。各相続人で申告がしたいという場合には、一度ご相談ください。